西野亮廣さんのトークショーに行って学んだ目標設定の在り方
先週名古屋で開催された、【西野亮廣トークショー】に行ってまいりました。
先に言っておくと僕はキングコング 西野亮廣のファンではありません。
絵本のファンでもありません。ただの興味本位です。
お笑い芸人で「はねとび」でヒットしてから突然の絵本作家へ転身。
そして事あるごとに発言が炎上したりなどの最近の賑わい?に、
「突き抜けた人だなぁ」
と思い関心を寄せていました。
今回はそんな西野さんのトークショーに内容をネタバレ、、、はしませんが、話を聞いて感じたことをまとめたいと思います。
※トークショーの内容はほとんど登場しませんので悪しからず。
人づての文章よりも実際に話を聞いた方が100倍為になりますので。
常識を疑え
トークショーを聞いて感じた事、
「常識を疑え」
CMのキャッチフレーズみたいなありきたりな言葉ですがこれに尽きます。
世の中に「常識」というマジョリティによるマジョリティの為のルールが存在しています。
それをそのまま無思考に受け入れるのではなく、
「何故そうなっているの?」から始まり、調べ、考え、勝ち方を導き出し、それに向かって邁進する。
西野さんにはそんな「非」常識人さを感じました。
ディズニーに勝つ?
耳にしたことがあると思いますが、西野さんの掲げる目標の一つに「ディズニーに勝つ」というものがあります。
それを聞いてどう思いましたか??
「いやー何言ってるの??無理じゃん。はいはいワロスワロス。」
そのような否定的な感想、もしくは
「うわーこの人イタい発言しとるわー」
な変人扱いな感想だと思います。
僕は無理じゃんとは思いませんでしたが、かと言って絶対出来ると!!とも思っていません。
「え、どうやって勝つの??」ってとこです。
考えてみましょう。
無理だ無理だと思った方、そもそも何が無理なんでしょうか??
ディズニーの何に勝つことが無理なのでしょうか。
- ディズニーランドのようなテーマパークを作ってディズニーランドよりも売り上げで勝つことですか?入場者数ですか?
- ディズニー映画に勝てるような映画を作って興行収入で勝つ事ですか?
-
ディズニーランドで販売されているポップコーンの売り上げですか?味のバリエーションの多さですか?
恐らく上で否定的な感想を持たれた方はほとんど答えられません。
だって実際にこのようなトークショーだったりブログだったり雑誌の取材だったりそこまで見てないですから。
「どうやったら勝てるか」
西野さんはそこを突き詰めて情報を集め、考え抜けば勝てる分野、ポイントを見つけています。
今後の展開が非常に楽しみになってきました。
ただこれ、話を聞くとただディズニーに勝った負けたの話じゃないんですよね。
トークショーでも仰っていましたが、
これは一つの「目標設定」なんだと解釈しました。
目標設定の方法①〜飛び抜けた目標を設定する〜
目標設定において身近な目標、頑張れば手に入る目標、言い換えれば
「今歩いている道の先にある目的地」
を設定してそれを達成しようとすれば、「ただ頑張る」だけでいいんです。
例えば、
42.195kmのスタート地点に立っています。
これをなるべく速いタイムでゴールしましょう。
そこでの目標設定。
・3〜4時間以内にゴールする!
という目標設定をしたら生活の合間にマラソンの練習をすれば何回目かには達成できるんですよ。
ただし、
・1時間以内にゴールする!
としたらどうですか?
ただ頑張る、日々マラソンの練習をする、だけでは確実に無理ですよね。
恐らく人類の限界を超えていますから。
ただし敢えてその目標を掲げます。
そしてこれを達成するにはどうしたらいいか考えます。
すると、
クルマかバイク使おう、公共交通機関を使おう
という別の手段が浮かびます。
別に反則じゃないですよ。
「走って完走すること」っていうルールはこのレースにはありませんから。
つまりはそういうことです。
あまりに通常のルール、常識とは懸け離れた目標を設定した方が常識、(ここでは「走る」)に執着していては達成できないと考え、全く別の観点、発想に至ります。
ただ何も知らない調べずに言葉そのまま受け取る人は、
先にも言いましたが「いやー何言ってるの??無理じゃん。はいはいワロスワロス。」になるんです。
「まともに走って1時間以内に42.195km完走しなければならない」という常識に縛られているからです。
西野さんがディズニーに勝つと仰っているのは、
「ディズニー」というエンターテイメントの頂点を目指すことにより、
既存の絵本作家を既存のスタイルではなく独自の方法論で圧倒的に出し抜く、
ということなんです。
そしてもう一つ。
西野さんはこの「ディズニーに勝つ」と言うのを公言してらっしゃいますよね。
この「公言する」ということも大事なんですね。
目標設定の方法②〜目標を公言する〜
夢や目標がある方は大いに公言しましょう。
すると自分のお尻に火が尽きます。
やらなきゃ!っていう考えになりそれこそ「どうやったらディズニーに勝てるか。」「どの分野なら勝てる可能性があるか。」と頭を使います。
するとその公言を聞いたサポーターが手を差し伸べてくれます。
西野さんは絵本を一人で製作するのではなく、絵本業界で初めて「分業制」を導入しました。
その分業制が成り立ったのも、西野さんの公言に賛同して協力してくれる仲間たちがいたからこそだと思います。
最後に
他にも参考になるお話は非常にたくさんありました。
ただしそれを全部書くと膨大な量になるし、何より疲れるし笑、
ご覧いただいている方も、ここでまとめられた記事を読むよりも実際に行って本人の話を聴くことが最も吸収出来ます。
けっこうブログとかでも西野さんのトークショーや記事の抜粋などをまとめたものが多くありますが、
いいですか?
それ読んでも全く自分のタメになりませんよ。
ディスっているわけではなく、本人の口から、本人の持つ熱量を感じながら聴くことが最も身になります。
少し逸れましたが、目標設定。
西野さんは「ディズニーに勝つ」という大きな大きな目標設定をし、それに向けて邁進しています。
あなたはどのような目標設定をしていますか??
どうせなら誰もが呆れるくらいぶっ飛んだものに決めて、そして大いに公言してみましょうよ!
言うだけタダです。
そして周りの否定的な考えの人に邪魔されるでしょう。
ほっときましょうそんな人は。
あなたのことを心配して言ってくれる人も中にはいるかもしれませんが、心配してくれる程の人ならきっと応援してくれます。
邁進しましょう。ひたすら突き進んでいきましょう。
目標達成の為には何がいつまでに必要か、その為には何をいつまでにしなければならないか、考え、行動に移しましょう。
以前新年ということでブログで手帳を使った目標設定、価値観等について書いていますのでご参考までにどうぞ。
2017年新世代の手帳を使ってみよう!!〜その①〜 - All the world's a stage
2017年新世代の手帳を使ってみよう!!〜その②〜 - All the world's a stage
2017年新世代の手帳を使ってみよう!!~その③~ - All the world's a stage