日本一の高さから飛んでみた
刺激を求めてます。
心臓バクバク、汗ダラダラ、そんな刺激を味わいたい!
と常に思っています。
Mではありません。
なので刺激を味わいにふらっとバンジージャンプ行ってきましたー!!、っていうお話。
◆きっかけ
僕は仕事して舞台が控えていれば仕事後は稽古があって、
土日は振りつけしているチームのレッスンがあったり舞台を観に行ったりします。
職場のお姉さま(年齢不詳)からは、
「凄いねー充実してるねー!」と言われます。
僕自身も最初の内は、
「充実してるぜ俺。彼女いないけどある意味リア充だぜ俺」って思っていました。
ただし慣れとは怖いもので、そんな生活でも慣れてしまえば更に刺激を求め始めます。
あほです。
上には上がいるのにその上を求めてしまいます。
そんな中とあるTV番組で見つけてしまいました。
http://www.excite.co.jp/News/travel/20131126/Tabizine_507.html
これ。
こちらはギネスで世界一と認定されたバンジージャンプです。
その高さ233m!!(マカオタワー自体は338m)
日本の建造物に置き換えるならば、
この辺。
都民じゃないので自分自身イメージ湧きにくいんですがまぁ50階以上の高さから飛び降りるってことですね。
普通じゃないですね。
でも世界一のバンジージャンプに挑んじゃう人は大抵普通じゃないですね。
僕はその番組を見てひっさびさにアドレナリンどばー!!
っていう状態になりましたよ。
飛んでみたい飛んでみたい飛んでみたい×100、
と衝動に駆られ、「マカオタワーから飛びたい」が夢の一つになりました。
調べたらオプショナルツアーもあるみたいですね。
◆まずは日本一に挑もう
そんなわけでまずは手始めに日本一を制覇しよう、という発想に至りました。
見つけたのがここ。
動画ありました(最後の方)
見ました??
まぁこんな感じです。
バンジージャンプは地元にもありましたけど落差10m程度のお子ちゃまレベルです。
こんなん朝飯前に飛べますよ。
バンジージャンプやったことないけど。
いわゆる根拠のない自信というやつですが、
バンジージャンプって結局ジャンプ台?のギリギリに足おいて一歩出すだけじゃん??
余裕じゃん??
って発想です。
そんなわけで僕と同じような刺激を求めるクレイジーピーポーを5人集めてレッツゴー!!
◆出発の朝
夜です。
なんか響きがいいから「朝」にしちゃったけど。
竜神バンジーって茨城にあるんですよ。
地元からだとね、
約500km
クルマで6時間以上
なんたって高低差100mもある竜神橋です。
駅から歩いて行ける訳ありません。
鬼遠いです。
そりゃ夜出ないと朝着きませんよ。
全員で運転を代わりながら休憩を挟み、計8時間くらいかけて茨城に向かいました。
(移動中のことは端折ります。)
ところでバンジージャンプのある常陸太田市に入り田舎道を走っていると、
何やら交通規制が度々入ってよく渋滞にはまりました。
「皆バンジージャンプに向かっているのか??」と思いましたが全く違いました。
これです↓
(゜□゜;)!!!
お祭りの真っ最中のようです。
一般道をトラックの荷台を山車のように装飾を施し,
いわゆる「わっしょい!わっしょい!」状態です。
しかもこれ、おじさん達数人で縄を掴んで手で引いているんですよね!!
一体何のお祭りなのか、どこに向かっているのか、さっぱりわかりませんでしたが、
もろ一般道を引いて進んでいるので外から来た方からしたら迷惑極まりない笑
でもこちらの地域ではそれが当たり前のことだと思うので外から来た人はとやかく言う筋合いはないですよねー。
さてさて、そこから更に進んでいくと・・・
まもなく到着!!(写真ブレブレ)
そして・・・
◆着いた
深夜0時くらいに地元を出発し、休憩挟んで茨城まで最寄のインター降りるまで約8時間。
そこから1時間程度お祭り程度で渋滞もあり、計9時間かけて到着です。
竜神大吊橋が見えてきたぞー!!
え・・・ここから飛ぶの・・・???
(ノ゚ο゚)ノ ウオオオオォォォォォォ-!!!
テンション上がるぜ!!
◆下から見てみる
自分たちの予約時間まで少し時間があったので束の間の休息を取りつつ、
橋の下に行けるみたいだったので下から眺めてみました。
たっか!!これたっか!!
100mって高校の部活で陸上部だったので距離感はなんとなくわかりますが、
マジ全力で走って11秒12秒かかります。
それを一瞬で落ちるって・・・
初めてのバンジージャンプで実際の距離を把握して少し恐怖感を覚えます。
でもね、
なんか理由はわかりませんが緊張よりも興奮の方が高かった気がします。
Mではありません。
◆予約時間が来ました
受付を済ませ注意事項をよくよくよーく聞いて、
いわゆる、「死んでも責任取りません」的な同意書にサイン。
いいね。
この時点で刺激的です。
あります?人生の中で「死んでも責任取りません」ってサインするの。
いいですね。
ゾクゾクします!!
その後、ハーネス等装具を付け、準備OK。
時間になったのでいよいよ竜神大吊橋に向かいます。
気持ちはラスボスに挑む勇者の気分です。
このラスボスの魔王の城の入口感 !!
ぱねぇ。
ちなみにこの橋上から飛ぶわけではなく、この下に行く階段が橋の真ん中あたりにありますのでそこから下に降ります。
中はこんな感じです。
テンションを上げる為か、EDMがかなり爆音で流れていましたね。
待ち時間中下を覗いてみました。
ここまで来るともう興奮と緊張感で心臓の鼓動が速くなっていくのが分かります。
そしていよいよ・・・自分たちの番が来ました。
ここまで来るとスマホでのんきに写真撮影する余裕がありません。
スタッフの方の説明を一言一句漏らさず聞き入ります。
いよいよ台に立ちます・・・
コールが始まり、
3!!
2!!
1!!
びよーん
これ、僕です。
落ちる瞬間です。
落ちました。
何度かびよーんびよーんを繰り返します。
落下中のことをよく覚えてます。
「あー!落ちてる落ちてる落ちてる!!水面が近付いてくる!!」
って感じです笑
恐怖で何も覚えていません!ということはありませんでした。
でも記憶は確かでしたが冷静さはかなり欠けており、
飛ぶ前あれだけスタッフさんから飛んだ後のロープについての指示(腰と足にロープを固定してるので落ちた後そのままだと頭が下になって健康上あまりよくないです。なので足に固定してあるロックを自分で解除しなければならないんですよ。)
すっかり忘れてました笑
上から指示がありはっと気づいて指示に従いそのまま上まで引っ張られました。
橋まで戻ったあと、しばらく心臓の鼓動が止まらず友人が飛ぶのを写真撮るのも忘れ観てるだけしかできませんでした笑笑
あ、一人だけ友人撮りましたわ。
女の子です。
僕よりクレイジーでアクティブな女の子です。
◆エンドロール
全員が飛び終え、橋から戻る時は皆ラスボス討伐でエンディングを迎えているRPGゲームのような充実感の共有です。
エンドロールが背景に流れていそうです。
もしくはアルマゲドンの「I don't want to miss a thing」がBGMで流れ、なんとか隕石の消滅に成功した彼らのようです↓↓
※画像はイメージです。
受付の場所まで戻り、ハーネス等を外し認定証をいただいて終わりです。
※認定証の写真忘れました笑
以上で人生初バンジージャンプが終わりました。
ノリとテンションだけで挑みましたが、足がすくんで飛べない!!ということはありませんでした。
非常に有意義な時間を過ごすことが出来ましたね。
この1回しかバンジージャンプを飛んでいませんが今回学んだことは、
バンジージャンプで最も怖い瞬間は、
落ちていく瞬間ではなく、カウントダウンで自ら身を投げるところ、だという事です。
つまり最初の、
この瞬間です。
この瞬間、足を一歩出す、飛び降りる。
ここさえ行ければあとは自然落下ですので重力に身を任せるのみです。
無理やりこじつけですけど、これって何にでも当てはまることなのかな、と思います。
何か始めようとしているけれどどうしよう、できるかな?失敗したらどうしよう?
と二の足を踏んで行動に移せないというのは、
本質的にはバンジージャンプの飛ぶ瞬間に一歩足を出すことができない、と同じことだということです。
なので何か挑戦したいことがある方は、
まずチャレンジしてみる、行動に移してみる、そこです。
もしくは竜神バンジーに挑んでみてください笑
最初の一歩が肝心ということがよくわかると思います。
ちなみに場所や料金等々はこちらからご確認ください!!
◆おまけ
バンジージャンプが終わった時点で朝11時。
ここから9時間掛けて帰るので着いたら夜20時とかです・・・。
でもせっかく茨城まで来たんだから、と日本三大名瀑の「袋田の滝」を観光しました。
季節が悪かったのか、水量が少なく、微妙でした
これ3月の話なんですよ。
冬だとこの滝凍るらしいです!
https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/fukuroda_falls.html
これが見たかったので今度はこっちを観に行けたらいいなと思います!!
・・・その後帰路につくわけですが、首都高が超大渋滞で12時間以上かけて帰りましたとさ。
めでたしめでたし