ライブやフェスでヘドバンしたり踊り狂ってた僕がSEKAI NO OWARIのライブに行ったらいろいろ驚いた話
友人にチケットが1枚余っているから、とSEKAI NO OWARIのドームツアー2017『Tarkus』に参戦してまいりました。
2/4のナゴヤドームです。
SEKAI NO OWARIはぶっちゃけシングル曲くらいしか知らないしその中でもドラゲナイくらいしかノレないので好きかと言われればあまりそうではありません。
音楽は未だに歌詞よりも「ノレるかノレないか」で好き嫌いの判断をしております。
頭ではなく身体で音楽を楽しんでおります。
でも行ったら行ったで思うところがあったので書きたいと思います。
僕はライブと言えば高校生の頃SEX MACHINEGUNSによく行っており、翌日首が上がらないくらいヘドバンしていたし、
後はV系と言われるDir en grey、Pierrot、Janne Da Arc・・・等のメインどころからよくわからないものまで、
後は洋楽でSlayer、Metallica、Halloween、Angra、からのDragonforce、Children of Bottom、Slipknot、AQUARIA、などなど多分8割の方が
「あぁ、あの激しくてうるさいやつね┐(´-`)┌」
と蔑むようなものをこよなく愛し、
J-Popとは懸け離れたところでミュージックライフを過ごしておりました。
最近では特定のアーティスト、バンドよりもフェスによく行っております。
Ultra Japanとかは過去3回毎年行ってまして、今年はEDC Japanに行く予定です。
ゴリゴリにパリピの格好で会社の人が見たらイメージ違いすぎて引くぐらいやっています。
さて、前置きはここまでにしといて。
詳しいライブの内容は書きすぎるとこれから行こうと思ってる方のネタバレになってしまうのと、
今回初めてSEKAI NO OWARIのライブに行っただけなので所詮ある一面だけを見ての話、ということをご了承くださいね。
◆グッズ販売
ライブ自体は18時からなのにグッズは朝11時から販売開始ということでしたので絶対開場時間間際だと鬼混みすることは目に見えてるので僕らは会場であるナゴヤドームに着いたのが11時半頃。
それでも既に多くの方がグッズ購入に並んでいます。
あまり長い時間は並びませんでしたけどね。
販売されているグッズの一部です。
(パンフレット載せればよかったですね)
購入についてこれすごいなーと感じたのが、
クレジットカードまではまだ予想の範疇内だったのですが、
電子マネーまで!!
しかも、
交通系まで網羅されております。
これはいいですねー。
こういうのって今一般的なんですかね??
フェスとかだとめっちゃ混雑してかつ飛び跳ねまくるのでそもそも財布を事前に預けて現金のみ所持して会場に向かうことがありましたがSEKAI NO OWARIのライブで死ぬほど飛び跳ねまくることはないのでこうゆうこともできるんでしょうね。
便利ですね。
フェスとかも例えば、
当日のみ使える電子マネーを発行したり、
どこかのイベントで利用しましたが事前にクレジット情報を登録しておいて指紋認証で全て買い物できるというサービスもありましたね。
クレジットカード自体は落とした時の悪用が懸念されるのでそれはやらなくてもいいですがこうゆうその場に手持ちがなくても利用できるサービスは非常にありがたいです。
手持ちなくて限定グッズ買えない!!とかなくなりますからね。
その方が実働部隊の手間も人件費も削減できますよねー。
グッズ販売場まで「ディズニーのアトラクションかよ!!」って思うくらい並んでいましたが、決済方法のバリエーションが豊富だからかスムーズにグッズを買うことができましたね。
◆もはやテーマパーク
16時から開場、18時から開演でした。
僕らは17時半位に入りました。
案の定グッズ売り場は朝よりもカオスでした。
ふふふ。
会場にはいりました。
え・・・何これ??
木??
「このー木なんの木気になる木」感すごいっす笑
そして画像の真ん中下にコスプレぽい方いるじゃないですか??
この方が会場のあらゆるところにおりまして、チケットのもぎりも彼らがやっておりました。
顔もマスクをしており、わかりません。
多分いわゆる「スタッフ」ではなく、この巨大な森?の住人みたいな役で会場であるナゴヤドームに入ってから今ライブのテーマの世界観を作り上げているんですね。
すごいっす。
そして少し見にくいですが四方には動物がいますね。
会場付近にそういえば下記のような紹介がありました。
これがライブと何の関係があるのか。
この時は全くわかりませんが、先の森の住人さんと同じく世界観の作り込みが通常のバンドのライブとは一味も二味も違うことがこの時から伺えました。
あとアナウンスあるじゃないですか。
開演前に「飲食がどうの携帯電話はどうの」って注意事項言うやつです。
これの喋っている人もすごいテーマパーク感満載のイイ声でした笑
以上全て含め、ライブ、コンサートというよりは、
SEKAI NO OWARIテーマパークでしたね!!
非常に興味深かったですよ。
会場はまぁドームなんで360度演出にするのは予想できることですがここまで細部までこだわる世界観の構築には感嘆しました。
◆写真撮影OK
あとびっくりしたのは最近のライブって写真撮影OKなんですね。
僕が大学生くらいの頃まではライブ中の写真撮影って禁止が当たり前でした。
まぁSEX MACHINEGUNSのライブで写真撮影する暇は元々ありませんがね。
ヘドバンしてますから。
ライブハウスとかでももみくちゃが普通ですから。
最悪スマホ落として踏まれて割れます。
ヘヴィメタのライブ、フェスは結構命がけですから!!
サークルとかウォールオブデスとか撮影中に巻き込まれたら・・・ねぇ。
なんか聞いたら西野カナのコンサートでも写真撮影OKですし最近は増えてきているみたいですね。
写真撮影の禁止の理由を調べてみたんですが、
- 肖像権の侵害
- 著作権の侵害
が主な理由なようです。
最近の撮影解禁の動きにも注意が必要で、こちらのサイトだと
「まず、撮った写真をSNSに投稿する場合ですが、ライブ写真をSNSで公開することそれ自体が違法なわけではありません。気をつけなければいけないのは、その投稿が『商業的利用』にあたるかどうかです。会社やお店、個人で商売をしている方で仕事の宣伝も兼ねてSNSを利用している場合、自分のページに写真を掲載する行為は、写真の顧客を誘因する力を営利目的で利用していると取られかねません。その場合、アーティストのパブリシティ権を侵害する行為に該当する可能性があります」
ようです。
ブログだとアフィリエイトとかを同じブログ内にリンクさせていると「商業利用」になるのかな?
一応今回のUPした画像も個人が特定しにくい写真を選んでUPさせていただいているのとアフィリエイトは貼っておりません。
※何かご指摘があれば教えて下さい。
アーティスト側もライブの写真をSNS等で拡散してもらった方が宣伝になりますし、
何より画像や動画を拡散してそれを見た方にはライブ自体の空気感世界観を味わうことは不可能です。
その時の感情の揺れ動き、演出は参加しないと十分に味わえないものです。
今ってCDが売れない売れないってことでライブに誘導させるパターンが多いですがそれには非常にいいと思いますね。
でも気をつけなければならないのはマナーな部分。
UltraJapanでも感じましたし今回でも感じましたが、目の前の人がスマホを両手で上に上げて撮影してるんですよね。
ハッキリ言って邪魔ですよ。
UltraJapanなんてそこらへん全く自由なんで動画もOKだから人によっては生配信してたりするんですよ。自撮り棒とか使って。
邪魔で仕方ない。
ライブやフェスは撮ることが目的ではないのでそこはマナーやモラルを配慮した上で撮影しなければならないですよね。
自分ももしかしたら他人からそう思われる可能性があるので今後気をつけたいと思います。
◆最後に
ライブの内容は全く割愛します
だって撮影した写真見てもねぇ。参加してこそのライブですから。
お金払ってチケット買って世界観を体感してください。
もしくはDVD観てください。
でも今回のSEKAI NO OWARIのツアー「Tarkus」はバンドとしても実験的というかいつもとは違うみたいですね。
僕ほんとに曲知らないし熱狂的ファンでもないのである意味とても全体感把握しながら「こうゆう演出があるのか」とか「照明すげー!!」とか「こうゆう客層なのか」とかいろいろ気づくことが多かったですね。
すごいTomorrowlandみたいでしたよ(行ったことないけど)
ずっと前に何かで読んだか見たか忘れましたけSEKAI NO OWARI自体もTomorrowlandは意識しているみたいですね。
こうゆうライブやりたいみたいな。
それにしても、ライブのラストまでの持っていき方はほんとに凄かったです。
それこそいつもヘドバンしたり踊り狂ってたのでちゃんと曲を聴いて世界観を楽しんでっていうことは今まで一度もなかったのでそういう意味では衝撃的でした。
そんなお話でした。
他にもいろいろ行ってみたいなー。