All the world's a stage

人生は舞台。自分の舞台の主役は自分。

不確実性を楽しむ

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電車に乗ると、
7割の方はスマホでゲームをしていて、
2割の方は寝ている
残りの1割は友人と会話していたり読書をしています。
 
そのように人はスマホに依存しています。
それが良いか悪いかの話ではなくて、
たまにはネットに繋がっていない生活、ネットに頼らない生活をしてみたらいかがでしょう、というお話。
 

 

数年前からスマートフォンが爆発的に普及して何でもかんでも調べれば分かる時代になりましたね。
もちろんこれはとても便利なことです。
常にそのデバイスはインターネットに常に繋がっており、
SNSを使えば人と人が距離を越えて繋がり、
Mapを使えば決して道に迷うことはありません。
クックパッドを使えばスマホからレシピを見て料理をすることが出来、
ネットショップもスマホから気軽に物を買うことが出来るようになりました。
 
そのように便利だからこそ皆々スマホに依存している状態です。
ただし便利なんだけど少し面白くないな、言葉を選ばずに言うと人間味がなくなっているなー、
と思います。
 
冒頭でも書きましたが電車の話をもう一度。
友人どうしで横に並んで座っているのにスマホずっと見ててたまに会話する状態も見たことがあります。
なんかすごくもったいない。
手元のデバイスの中の世界がメインになっていて、現実世界はサブ??って思ってしまいます。
いやむしろ自分も含めてそうなのかもしれませんね。
その世界には何でもあって自分のしたいことしたいようにできます。
 これも悪く言うと現実逃避。
 
だから時にはスマホから自分を解放してみませんか?? 
スマホに縛られない、現実をメインとしたそんな休日を過ごしてみませんか??っていう提案ですね。
 
具体的には、
何でもかんでもスマホで調べまくるのは止めてみる。
むしろスマホ見るのを止めてみる。
どこに行くにもナビに頼りっぱなしなの止めてみる。
SNSで緊急性のない用事でその場にいない友人とのコミュニケーションを止めてみる。 
 
これはRPGゲームと一緒で、
常に攻略本見ながらゲームをやることと近いかもしれません。
確実にクリアできるけれどもそれが面白いかと言われたら、、、
ただクリアしたという達成感しかありません。
 
ここの洞窟で道に迷っちゃって時間をロスしちゃった、とか
ここで中ボスが出てくるのに回復してない!とか
そうゆう過程を経ることの不確実性の楽しさ、ワクワク、
そしてやっとクリアした時に達成感の方がより大きいと思うんです。
 
友人との会話の中でも、
 
「あー!あれ誰だったけあの人!有名人の!」 
「ちょっと待ってね(ポチポチ)」(スマホググる。)
 
と言うのはすぐに回答を出せて話が先に進むかもしれないけれど、
そうではなく友人と一緒に「あの人じゃないなーこの人でもないなー」って思い出すことそれ自体を楽しむということです。
 
ナビに頼らないというのも、
道に迷って時間をロスするかもしれません。
それでもいいじゃないですか??
知らない道に入ったら、この道と繋がっているんだとか新しい発見があります。
それはナビに頼って常に最短ルートで目的地に向かう生活ばかりしていたら発見できないことです。
 
そうやって「その場」を楽しみませんか??
その場の不確実性を楽しみませんか??
 
もちろん常にじゃなくていいですよ。たまにでいいですよ。
そうやって自分をスマホから、ネットから解放してあげる。
そうやってその時その場で起こることを楽しむことがなんか人間的だなーと思います。
 
以前下記のブログを書きましたが、 
 手元のデバイスばかり見ていたら気が付かないことに気付けます。
 
スマホの話から逸れますが、 
旅行も同じですね。
行き先だけ決めてあとはざっくりでいいんじゃないかなーと思います。
分単位で何時にあそこ行ってその次にあそこ行ってあそこ行ってとか息苦しいですし。
何よりめんどくさいです。疲れます。
 
手元にはスマホじゃなくてせいぜいガイドブック。
そこでふらっと行った場所のお店で食事をするのもいいじゃないですか。
旅行ガイドに載らないような隠れた名店かもしれませんよ??
 
また後日書くと思いますが、
ここ2年くらいでベトナムカンボジアにそれぞれ1週間程度1人旅をしました。
目的があったのでそれぞれその目的のルートだけざっくりとしたスケジュールを組み、
あとはその場の雰囲気です。ノリです。
よく話しかけられました。よくわからない言葉で笑
海外だとスマホが繋がらないので周りをよく見ましたね。
海外だったかもしれませんがいろいろなものが目に飛び込んできてとても刺激的でした。
 
皆さんもそうやってスマホからちょっと離れて自分と現実との不確実な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと新しい発見があります。